ブログBLOG

まわる話
2024.06.25

毎日曇天や結構な雨量の日も続き、

梅雨真っ最中の九州です。

1年回って毎年くることですが、

恵の雨以上にこの時期に

大きな災害が発生するので

今年は何とか恵みの雨で

終わってほしいものです。

 

では更新。

堆肥事業と連動して強化している牧草。

私たちで牧草を製造したり、

販売したりすることはありませんが、

パートナー企業やグループ会社と

連携して力を入れている新しい事業です。

私たちが契約頂くコンサル先の

堆肥の一部を地元の牧草地に

還元することはもちろん、

耕作放棄地の再活用、

高齢化・離農・人員不足等で

管理が困難になった畑を

借りて牧草を栽培するなど、

様々な状況や環境の変化に対応して

その土地、その土地で有益で効率的な

牧草栽培をすすめて面積を拡張し、

事業規模を拡大しております。

一般的な耕作の畑は

畜産同士の畑の奪い合いになりがちですが、

もともと牧草は海外で栽培されて

日本へ入ってくることがメインだったので、

国内で牧草地の開拓は、

新規の圃場開拓となり、

新しい堆肥の消費地を生み出す結果となります。

できた牧草はコンサル先に還元したり、

大手飼料会社さんへの販売もあり、

売り先が明確なので栽培の拡大もスムーズですッ!

先日もパートナー企業の牧草の収穫の立ち会い。

広大な牧草地を海外製の超大型トラクターが

ぐるぐる畑を回ります。

次から次に牧草を刈り取り、

専用の機械でロール状に成型していきます。

すごく乾いた軽い牧草ですが、

塊となると数百キロの重量物となります。

ロールされた牧草を

最後に回しながらビニールラップで巻いて

長期保存して必要な時期に給餌します。

牛・豚・鶏が糞をして

それが堆肥となり畑へ。

畑で牧草が育ち、

収穫した牧草が牛の餌となる。

いい回りです。

ロシア問題や円安などの

情勢で今は比較的安定していますが、

この国内資源循環が今後の情勢に

左右されることなく継続できるように

取組手法や管理方法などデータを

集積することは当然ですが、

それぞれに紐づいた関係性を構築することで、

持続性をより強化していきたいと思います。

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