善玉菌(よかきん)の旅 久米島編Part8
2017.11.04
通勤感覚の宮崎出張の為、
またまた更新が空いてしまいました。
新規の養豚場様との
堆肥コンサルの営業でした。
契約になれば、更に日量取扱量が
大幅に増えることになりなります。
グループでの取り扱い「量」「質」
ともに日本一を目指していますので、
いいお取り組みが出来ればと思います。
今日の日本シリーズの結果が
気になるとこですが・・・。
どうなるやら。
さて、海外出張と同じくらい長編に
なってしまいました「久米島編」も
終盤となりました。
続きをアップさせて頂きます。
島でのランチを終えて、
空港へ向かう道中に
島の名産品「久米島紬」の
資料館&製造工場があり、
連れて行ってもらいました。
玄関には「久米島紬」の着物がステキな
モデルさんのポスターがお出迎え。
館内には沢山の展示物や、
歴史資料が展示されています。
館長さんのご厚意で
更に工場見学までさせて頂くことに。
先ずは、
原料を作る生産者を紹介しますと
部屋に案内されました・・・・・・。
部屋いっぱいに桑の葉があり、
何やら白いものが動いてます。
そうッ!
生産者とは「蚕」です!!!!!
初めて生きてる「蚕」見ました。
しかも、1匹も脱走することなく、
夢中で桑の葉食べてます。
いい働きです。
労働効率100%です。
そうして「蚕」が作った
「繭」がコチラっ。
これまた初めて触りました。
思った以上に弾力があり、
固かったことにビックリ。
これを熱湯につけてから
絹を引き出していきます。
できた絹は様々な染料によって
染色され、生地がつくられます。
もちろん、全部手作業。
染められた絹は
外で島の太陽と風で乾燥します。
この絹を職人さんたちが手織り機で
丁寧に織り上げていきます。
詳細な設計図があり、
その設計図の通りに、手作業で職人さん
たちが織り上げていました。
ベテランの職人さんたちでも
1日30cmくらいしか
できないそうです。
高いわけです。
島の伝統文化や歴史産業を
見学できた、
貴重な時間でした。