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駆け引き
2023.10.20

10月もあっという間に中旬。

季節は秋。

秋。

そう、

毎年やってくる秋。

今年も「博多 善玉菌(よかきん)ファーム」の

ニンニクの植え付けシーズンとなりました。

さざん華」で今年もしっかり土づくりをした後に

ニンニクの種を一つ一つ丁寧に手作業で植え付ける

単純ですがかなりの重労働です。

恒例となってますが今年もまたこの時期、

私とJun部長の間で

壮絶な駆け引きが繰り広げられます。

これまで、

こんなことや、

あんなこと、

こんなことを繰り返してきました。(☝クリック)

毎年、私のスケジュールを無視して

強制的に畑に駆り出される強制労働です。

しかも、

しつこいですが、

参加者は皆、

労働の対価つまり報酬(アルバイト代)が

資本主義で得られる当然の仕組み。

しかしッ、たった一人、

私だけは、

無報酬。

ほぼ修行。

なので、毎年どうやってこれを切り抜けるか

Jun部長と私の間で緻密な駆け引きがあるのです。

今年も色々準備して決戦に臨もうとしていたら、

ある日Jun部長から

「社長は役に立たないので頭数に入れてません」と

突然の通達。

ん”ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

・・

・・・

・・・・

・・・・・・

なんとッ、突然の戦力外通告。

解放され自由になる微妙な喜びと、

戦力外の屈辱の間で揺れ動く心。

そこまで言われて、

誰が行くもんかッ、

二度と畑に行くことはなく、

これから毎年秋の週末は行楽を楽しむぞと

心に決めた

その週の土曜日の午後、

私はなぜか、

袋いっぱいのジュースを片手に

善玉菌(よかきん)ファームの畑に

立っておりました。

まんまとJun部長のツンデレ塩対応に

引っ掛かりまして、

存在意義と立ち位置確保のため、

貢物(1,730円・アイスとジュース)

まで用意して参加。

さらに翌日曜の午前中も

貢物(980円・水とジュース)を

買って植え付け作業に少しだけ参加。

私のこの週のニンニクの植え付け作業の

労働の対価はー2,710円なり。

駆け引き、

難しいものです。

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